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対面でしかできないことがある。
だからこそ築けた信頼がある。

小林 義孝
システム事業部 ゼネラルマネージャー
中小企業診断士
ITコーディネータ

創業時からの基幹事業

私たちシステム事業部は、主に製造業のお客様へ、創業当時からの事業であるCAD/CAM/CAEといった設計や製造を支援するコンピュータソフトウェアの販売を行っています。ソフトウェア以外では、コンピュータ本体、3Dプリンタ、非接触式測定機などのハードウェアも取り扱っています。

創業時より、新潟県を拠点に、製造業での勤務経験のある技術者を抱え、お客様の近くでサポートができることを売りにしてきました。それ以前は、CAD/CAMなどの販売・サポートを行う会社は東京などの大都市に多く、地方のお客様へ頻繁に訪問することはできない状況でした。

対面による「安心感」で築いてきた信頼関係

創業当時(2000年頃)は、3次元CADはまだ導入期で、お客様はいろいろ試行錯誤をされていました。

「このシステムを導入して本当に効果があるのだろうか?」
「高い投資をして失敗したら大変だな…」

といった不安をもつお客様に信頼していただくため、実際にサポートを行う技術者(現技術サポート事業部)と同行しました。私たち営業だけでなく、導入していただくシステムのサポートを行う技術者もお客様の近くにいることを紹介し、お客様が安心して当社に任せていただくことが重要と考えていたからです。

対面して顔が見えるという安心感。また地元の新潟ということで「なにかあったらすぐに駆けつけてくれる」という安心感。こうしてお客様に安心してもらうことで、一歩ずつ信頼関係を築いてきました。

営業が提案・販売して、技術がサポートする。その繰り返しで評価していただき、さらにお客様からお客様へ口コミで紹介をしていただくこともあり、ネットワークが広がっていったという実感があります。今では新潟県だけでなく群馬や富山、東京、名古屋にも拠点をおき、広域に展開しています。

業種が変わっても、営業の本質は変わらない

営業のメンバーは業界経験のない状態から始める方が多く、会社に入ってからCAD/CAMといったものを初めてみるというケースもあります。実際に応募される方々も別業種からの方が多く、会社に入ってからCAD/CAMなどのシステムを学んでいます。

入社研修、社内の技術者によるソフトウェアの講習、先輩社員との同行訪問によるトレーニングなどを行います。学びながら経験を積み、成功事例や失敗事例を見聞きして、ベストプラクティスを吸収していく。そうして自ら提案できる力を身につけ成長していきます。

ですので、今CAD/CAMのことがわからなくても、業界経験がなくても大丈夫です。私たち営業の一番の強みは、「フェイス・トゥ・フェイスでお客様にお会いすることで、お客様の困っていることや悩みをきちんと捉える」ということです。

枠にとらわれず、チャレンジする行動力を求めています

直接お会いして、お客様の業務上の問題(あるいはその課題)や悩みを聞き、それに対応できる解決策の提案を行うことで良い関係性を築くこと。それが、私たちがもっとも大切にしていることです。

インターネットが発展してきた今でも、お客様の課題の解決や情報提供をすることで、信頼を得て、そして商談に結びつけていく、というところはまだまだ今後も大事なことです。対面でしかできないこと、対面の強みを活かしていきたいと考えています。

さまざまなお客様、さまざまな状況に応じて柔軟に対応していくのが営業の仕事ですので、自分で考えて行動できる力が一番大切だと思います。そして、会社という枠にとらわれず、いろいろなことにチャレンジしていける、そんな元気のいい方を私たちは求めています。

※所属表記・記事の内容は、取材当時の内容に基づきます