EDGECAM

ミリング加工（EDGECAM Milling）

EDGECAM Millingはミリング加工や穴加工のためのCAMシステムです。
2D加工、2.5D加工、曲面加工、多面加工向けのモジュールがあります。荒取り、輪郭加工、仕上げ加工、溝入れ、穴あけ加工、ヘリカル加工、ロータリー加工、等高線加工、走査線加工など幅広い加工方法を利用できます。

精密加工部品、複雑な曲面を持つ部品、金型などのミリング加工で使われています。

旋盤加工（EDGECAM Turning）

Edgecam Turningは旋盤加工のためのCAMシステムです。
2軸旋盤、複合旋盤向けのモジュールがあります。基本2軸旋盤、C/Yミリング軸旋盤、4軸旋盤（2タレット）、複合旋盤（4タレット）、サブスピンドル、曲面加工などの加工方法を利用できます。

精密加工部品、複雑な形状の部品などの旋盤加工で使われています。

CADデータを変換せずに取り込める

Edgecam Solid Machinist（ソリッド マシニスト）を利用することで、さまざまな3D CADモデルをデータ変換を行わず、そのままEDGECAMに取り込むことができます。
CADデータと完全な結合性を持つため設計変更にも柔軟に対応でき、ソリッドモデルが持つ情報を加工工程に利用するなど、CAD/CAMシステムのような使い勝手を提供します。

対応できるCADデータには、SOLIDWOKRS、PTC Creo、CATIA、NX、Autodesk Inventorなどがあります。

workflow

workflow（ワークフロー）は5つのステップでNCデータを作成できる機能です。
CADモデルの分析、最適な加工の提案、プログラミング時間短縮、ツールパス自動生成などの機能で、NCデータ作成の時間短縮に効果をもたらします。

ステップ毎の案内に従って順番通りに操作することで、誰でも簡単に正確なNCデータを作成でき、さらに操作習得にも役立ちます。

Step-1：開始

ソリッドモデルの読み込み
　

ミリング、ターニングのどちらに適しているかを判断。部品が正しい方向に配置され、初期状態の原点を設定。

Step-2：準備

ワーク、治具、機械を追加
　

加工モデルにワークや治具を追加して、使用する工作機械を選択。

Step-3：フィーチャー

加工部分を検出
　

穴、ポケット、ボス、旋盤輪郭などの加工部分を検出。

Step-4：加工

加工工程を自動計画・自動パス作成

フィーチャーを加工する順番を計画し、パスを作成。

Step-5：NCデータ

加工シミュレーションとNCデータ出力

加工工程をシミュレーションにて確認後、NCデータを出力。